保険治療、自費治療にかかわらずいくつかの治療方法がある場合、十分説明させていただきご自身で希望の治療方法を選択していただきます。
神経、血管まで感染していない軽い虫歯の治療です。
治療期間も短く、患部を白い充填物または金属で修復します。できるだけこの段階で治療することをお勧めします。
神経、血管まで感染している深い虫歯の治療です。感染が歯から骨に及んでいる場合も多く、痛みを伴う場合もあり、治療期間も長くなります。冠をかぶせて修復しますが、血管もなく栄養がいかなくなり枯木のように折れやすく、歯根破折から抜歯に到るケースもあります。この後補綴治療へと進みます。
歯ぎしりは全ての人がします。音がする人だけがしているのではありません。一晩に合計すると20分間していると言う統計もあります。歯や顎関節へのダメージは大きく、ナイトガードをすることにより改善されます。またクッションの役割をして歯の破折、亀裂、摩耗、変色が軽減されます。
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- 顎関節症による雑音、疼痛等の軽減。
- 歯の破折、亀裂、摩耗、変色等の軽減。
- 動揺歯の安定につながる場合もある
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- 厚みが2ミリあるので夜間口が開く場合がある。
- 異物感で寝づらい場合もある。
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口の開閉時に雑音があったり痛みがある場合、顎関節症の疑いがあります。
顎位が低位になっていたり偏位していると思われます。夜間ナイトガードを装着することにより症状の改善が期待されます。
噛み合わせは体のバランスにとって大切です。肩こり頭痛などの原因のひとつになります。噛む力は体重と同等の力がかかると言われています。噛み合わせに不正があれば歯や顎に甚大な障害が起こります。咬合に不具合があれば適切に咬合調整を行います。
歯の保存が不可能な状態まで虫歯や歯周病が進んでいる歯の歯根を三分の一、半分もしくは全部その状態により抜去する治療です。
抜去後、前後の歯でつなぐブリッジや義歯、インプラントなどの選択があります。
被せものをする治療です。白い冠や金属の冠をして歯の強度を高めます
また抜歯により失われた部分を前後の歯でつなぐブリッジやインプラント、義歯などで修復します。歯の強度や歯ぎしりの具合によりナイトガードを装着する場合もあります。
歯肉炎、歯槽膿漏のことです。歯の清浄状態が悪く歯石がたまり、骨が痩せて歯肉が腫れる病気です。歯ブラシ指導と歯石除去を行い歯周ポケットの深さや出血の状態の変化を見ていきます。改善が見られない場合や重度の場合は歯周手術を行います。歯周手術とはレーザーや電気メスを用い歯周ポケットを除去したり歯肉のより深い位置にある歯石を除去したりすることです。
歯石除去は家の大掃除と同じく定期的に行い検診を行っていきます。
- 当院ではできるだけ痛みを感じない様な治療をすることに努力しています。
表面麻酔を事前に塗ることにより注射時の痛みを軽減します。
- 電動注射器を用いることにより、極細の針でゆっくりと一定の速度で注入していき痛みをおさえます、従来の麻酔液の半分量で効果があるというメリットもあります。
- お子様や希望者は時間をかけて針の傷みもほとんどわからないようにします。
滅菌、消毒、使い捨て手袋、ペーパータオル
基本セット(ミラー、ピンセット等)、タービン、コントラ(ドリル状のもの)小器具(ダイヤモンドバー、スケーラー先、バキューム管など)を2台のオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)にて減菌を行います。
手袋は患者ごとに使い捨ての新しい手袋をしています。またアレルギーの少ないニトリルグローブを使用しています。衛生面を考慮して手拭きはペーパータオルを使用しています。
体に優しい診療を目的とするために、当院では、レーザー治療を行っています。
レーザーは以下のような症状に効果的です。
- 虫歯の予防(歯の表面を強化します)
- 口内炎・入れ歯の接触痛(痛みを和らげます)
- 知覚過敏症(痛みを和らげます)
- 歯周病・歯槽膿漏の治療(ポケットの消毒)
- 根管治療(歯の中の神経の管の消毒)
- 歯肉切除(電気メスによる切開により痛みが少ない)
- 止血(歯を抜いた後などに無菌的に血を止めます)
- 顎関節症(あごの関節の痛みを和らげます)
- 歯ぐきの黒ずみ(メラニン色素を飛ばします)
レーザー治療の安全性は十分に立証されています。副作用もなく、妊娠中の方、高血圧の方、薬を服用中の方でも安心して治療が受けられます。
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