当院では審美歯科の基本として保険治療の除石(歯石をとる)ことと機械的歯面清掃(歯の表面の汚れをペーストを使い除去する)から行います。自費治療は高価な場合もありますので十分説明を聞いて納得していただいた上で治療を始めていきます。
治療方針
アンチエイジングと最近よく耳にされると思います。いつまでも若々しくいたいのが万人の望みではないでしょうか。
当医院では歯の治療、矯正、ホワイトニング、頭部の周囲筋の運動や咬合調整、顎関節の治療などにより外見を美しくするとともに歯の機能としての向上を目指します。
治療内容
ホワイトニング
過酸化尿素を使い歯の表面の漂白を行います。個人差はあります。
■ホームホワイトニングの進め方
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ホワイトニングについての説明と歯の表面をクリーニング
ホームホワイトニングについての説明と現在の歯の色の確認を行います。
そして、ホワイトニング効果を得やすくするために歯の表面のクリーニングを行います。
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マウストレーの作製
歯の型をとって、ホワイトニングジェルを塗布するときに使用するマウスピースを作製します。
完成したマウストレーとホワイトニングジェルをお持ち帰りいただきます。
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ホワイトニングジェルの注入
マウストレーへホワイトニングジェルを注入します。
1歯あたり米粒2つ分を目安にします。
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マウストレーの装着
ホワイトニングジェルが注入されたトレーを装着します。
ホワイトニングジェルが歯面全体に行きわたっていることを確認します。
装着時間は歯科医師の指示に従ってください。
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経過の確認
ホワイトニング効果の経過確認を行いますので、歯科医師に指示された日に来院してください。
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補綴による改善
ラミネートベニア
歯をほとんど削らずに歯の表面にうすいセラミックをはり変色した歯を覆う方法です。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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薄いセラミック
(陶材)。 |
歯をほとんど削らずにすみます。 |
神経の無い歯や歯ぎしりの強い人には不適です。 |
変色した前歯(例)
1. テトラサイクリンによる変色。
2.充填物その他による変色。
3.ホワイトニング効果がない場合。
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オールセラミック
金属の裏装がなくセラミックのみでかぶせる方法で、金属がない分、透明感に優れます。長いブリッジには不向きです。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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セラミック |
もっとも透明感があり、金属による変色が一切なく、審美的にもっとも優れています。 |
長いブリッジ(欠損部を前後の歯でつなぐ方法)には強度的に不適です。歯の削合量が多く、歯より硬いので咬合の調整を定期的にすることが望まれます。 |
全歯(審美的なものを重視した単独冠及び短いブリッジ) |
メタルボンド
外見がセラミックで、中身は金属でできている被せ歯です。
色が本物の歯に似ているので、見た目がとてもきれいな被せ歯です。
中身が金属のため、非常に強度があり、変色もしにくいので、どこの部位の歯でも使用できます。金属アレルギーの人でも、中に使う金属を貴金属にすることで、金属が溶け出すこともありませんので、安心して使用することができます。
ただし、金属の種類によっては、長年の間に金属が溶け出す可能性があり、金属アレルギーや、歯茎が変色してしまうこともあります。メタルボンドを装着するまえに、どのような金属を使用するのかの確認が大事です。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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セラミックと金属(当院では金・白金80%以上の金属が主になります。長いブリッジでは強度的に、変色しにくい他の金属を使う場合があります。) |
透明感があり審美的に優れています。強度的にも安定し長いブリッジにも使用できます。 |
金属の裏装があるため年月の経過で境目の金属が見えることがあります。
歯より硬く咬合を定期的に調整することが必要になります。 |
全歯(長いブリッジも適応) |
ハイブリッド
セラミックとプラスチックを混ぜ合わせたものです。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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セラミックとプラスチックの混合物。 |
セラミックの審美製・プラスチックの柔軟性により適度な審美性と咬合の安定が得られます。 |
プラスチック特有の変色が少しあります。 |
インプラントのかぶせ物や、歯ぎしりの強い人(咬合調整をしていくことでより適応します)。 |
金冠
見た目は金色で白くないですが、適合がよく虫歯になりにくいです。
軟らかいのでご自分の歯と同じように口の中になじみ噛みあわせがくるいにくくなります。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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金が75%以上のもの(当院の場合) |
適合が最も良く強度が十分で咬合もくるいにくくなります。
材質的には最高のものです。 |
色が金色で審美的に好みがあるかと思われます。 |
奥歯が主。 |
床義歯
保険のレジン床義歯(プラスチックの義歯)に比べて薄くて丈夫です。
そのため違和感も少なく歯の変色も少ないです
金属床義歯と
レジン床義歯の比較
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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コバルトクロム・金・チタンの主に3種類。 |
プラスチックの義歯に比べ強度的に優れてわれにくく、薄くて軽く装着感に優れています。変色、歯の磨耗も少ないです。 |
歯にかけるバネが少し見える場合があります。 |
すべての欠損部に適応します。 |
バルプラスト義歯
義歯の金属のバネをなくし、義歯本体に軟らかい素材を使い痛みを和らげる方法です。
片側の義歯の場合に多く適応されます。
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材 質
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メリット
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デメリット
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適 応
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バルプラスト材のみと、金属の併用タイプの2種類。 |
歯にかけるバネがバルプラスト材でできているので金属が見えず審美的に優れています。 |
特に無いです。 |
すべての部分床義歯(義歯を支える歯が1本でも残っているもの) |
歯列矯正

矯正のページを参考にしてください。
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